季節にあった写真と俳句など、またララ(犬)の目から見た世の中の驚きを素直な気持ちで表わしたいと思っています。 It is my pleasure to show you short poem HAIKU and related photo. If you like to see some picture more large size, please click it. You also may copy and use it as a wall paper in your PC.
2010年12月29日水曜日
歳末 The year-end
「ララちゃん、今年も暮れるね」
「いい年でしたか?」
「うーん、社会的には政権交代した後のゴタゴタでいい方向が見えない。一方で、はやぶさが宇宙旅行から戻って来るなど嬉しいこともあったね。
問題はいっぱいあるけど、第二次大戦後65年間も日本が戦争に巻き込まれていないのはいいことなんだよ」
・多事多難 良き事少なき 年暮れぬ (素粒子)
The year-end has come. Looking back now, there were so many social difficulties and a few goodness in this country.
EOS40D, EF24-105mm/F4L IS USM, zoom
(写真は六本木ヒルズ屋上から夕暮れの東京湾方向を望む)
2010年12月25日土曜日
降誕祭 Christmas
「お父さん、クリスマスってキリスト様の誕生日なんだよね」
「そうそう、敬虔なクリスチャンは家族で静かに祝うんだって。そして新年まで長い休暇に入る」
「でも、日本ではクリスチャンでない人達も賑やかに祝ってるじゃない?」
「いささか商業主義に乗せられているみたいだけど。
クリスマス・イブは恋人たちのお泊りする日になったと聞いたらキリスト様も赤面するだろうね」
・商魂に 取り込まれたり 降誕祭 (素粒子)
Deviating from its religional meaning, Christmas has incorporated with commercialism deeply.
EOS40D, EF24-105mm/F4L IS USM, zoom
2010年12月23日木曜日
冬至 The winter solstice
「うん、12月22日は冬至で一年のうちで最も夜が長いし、23日は天皇誕生日で、ゆっくり冬籠りしながら読書するのにいい季節だね」
「何を読んでいるの?」
「するめみたいな本なんだよ。面白味はないけれど、齧っているうちにじんわり味が出てくる。これは“SEIN UND ZEIT “ (von MARTINE HEIDEGGER)。以前から時間があったら読もうと思ってたんだ」
・じっくりと 哲学書読まん 冬籠り (素粒子)
Eventually I have an enough time to read some philosophy books in original word in this winter, after retirement.
EOS40D, 24-105mm/F4L IS USM, zoom
2010年12月16日木曜日
日本航空 Japan Air Line
「ララちゃん、お父さんはね、きのう撮影会で羽田空港に行ってきたんだよ」
「この間も行ったんじゃなかった?」
「そう。今回、日本航空の飛行機が大型から中型機になってしまった変化を感じたね。かつてのナショナル・フラッグ・キャリアも盛者必衰を地でいくようなものだ」
「どうしてそうなったの?」
「やはり、親方日の丸のおごりと放漫経営の結果じゃないのかね」
・日航機 世の逆風に 飛び立ちて (素粒子)
Japan Air Line is facing serious financial diffuculties, but still continue its activities.
EOS40D, EF70-200mm/F4L USM, zoom
(写真は中型になったJAL機の離陸と、その下に建設中のスカイツリー)
2010年12月12日日曜日
銀杏の枯れ葉 Scatterd ginkgo leaves
「おおさむ、こさむ~ ♪」
「ララは気楽でいいね。今日は寒くなる話をしよう。
ララもお父さんも歳とってきたように、国家も歳をとってきてるんだってさ」
「えっ、国が歳をとるってどういうこと?」
「うーん、国の色々な仕組みや制度が時代に合わなくなってきているとか、元気がなくなってきているとか、必死さがなくなりつつあるとか」
「「坂の上の雲」の時代が上り坂だったとすれば、今は下り坂ということ?」
「そうだね。日本もやがてかつて大航海時代の栄華を誇ったポルトガル、スペインなどと同じような軌跡を描くのかな」
・朔風に 銀杏散り敷く 師走かな (素粒子)
The garden of Buddhist temple was scattered with fallen ginkgo leaves, blowing in the north wind in December.
EOS40D, EF24-105mm/F4L IS USM
2010年12月10日金曜日
ララのお昼寝 Lara's afternoon nap
外は木枯らし。時々寝言を言うのは、何か夢をみているのでしょうか。
・木枯らしを 夢に聞きつつ 仮寝かな (素粒子)
Lara-chan takes an afternoon nap after walking, hearing cold winter wind in her dream.
EOS40D, EF24-105mm/F4L IS USM
2010年12月5日日曜日
観音様 Kannon (a buddhist of mery and salvation)
「お父さん、観音様の像があるけどどんな仏様なの?」
「ララちゃんやお父さんや諸々の衆生の悩みを聞いて、色々な苦しみから救って下さる有難い仏様なそうだよ」
「そう言えばやさしい顔をしているね。
実はお父さんは観音様の肉感的なプロポーションに興味があるんでしょ。冬が近いけど薄着で寒くないのかしら?」
「おっとと!ララちゃんは人の心がわかるのかな。今日は小春日和で暖かいから、きっと冬支度をしていらっしゃるだろうよ」
・小春日や 観音さまも 冬じたく (素粒子)
In mild autumn weather day, Kannon also prepares for comming cold winter.
EOS40D, EF70-200mm/F4L USM zoom
2010年11月27日土曜日
紅葉・黄葉 Red and yellow leaves
2010年11月21日日曜日
神戸・三宮 Kobe-sannomiya
「ララちゃん、お父さんは神戸に行って来たんだよ」
「15年くらい前に大地震のあったところ?」
「うん。もう表面的には全く大地震の影響が感じられないくらい、完全に復興しているね。だけど、話を聞くと当時の事が生々しくよみがえってくるみたい」
「関東にもそのうち大地震が来るんでしょう?」
「そうだね、関東大震災があってから87年も経ち、次の大きいのが来る周期に入っているかもね」
・震災の 翳りも見えぬ 神戸かな (素粒子)
Kobe has been reconstructed at surface from destruction of the big earthquake, but people do not forget their grief.
EOS40D, EF24-105mm/F4L IS USM
(写真上は元町の素敵なお店のウインドウ・ディスプレー、中は夕陽に映える神戸港(メリケン波止場より)、下は桟橋についた豪華客船)
2010年11月20日土曜日
山茶花 Sasanqua
2010年11月14日日曜日
柚子 Yuzu (a kind of citrus fruit)
2010年11月6日土曜日
東京国際空港 Tokyo international airport
「ララちゃん、昨日ついでがあったので出来たばかりの東京国際空港を見てきたよ」
「どうでした?」
「うん、ちょっと狭いけど良く考えて設計された空港だね。交通の便がとてもいいし、駅を降りてすぐにチェックイン・カウンタがあってアクセスがいい。それに」
「おまけがあるの?」
「エスカレータで上の階に上がると正面に赤い能舞台があって、能を舞っていたんだ。ビックリしたね。その両脇には江戸時代の雰囲気で統一されたお店がずらり。緋毛氈を敷いたお休み処まである。
欧米風の画一的な空港でなく、日本を主張してとてもいいね」
「いいな、ララも海外旅行したいな。連れてってよ、お父さん」
・秋天に 心躍るや 新空港 (素粒子)
My heart leapt with joy visiting Tokyo international airport, newly established with Japanese style.
EOS40D, 24-105mm/F4L IS USM
2010年11月4日木曜日
青鷺 Blue heron
2010年10月25日月曜日
秋の蝶 Autumn butterfly
2010年10月20日水曜日
十三夜 Pre-full moon
「お父さん、今日の十三夜の月も雲の陰でおぼろにしか見えないね」
「うーん、1カ月前の十五夜も無月だった。今年はいい月とのめぐり合わせが悪いのかな」
「暑さが厳しかったのに、さすがにもう朝晩は冷え込んできたし---」
「今宵は月見が出来ないけれど、田舎から送ってきたサトイモで芋の子汁を楽しむとするか」
・温かき 芋煮うれしや 十三夜 (素粒子)
To our regret, we could not see pre- full moon because it was hidden in clouds, so we enjoyed hot taro-imo dishes.
EOS40D, EF24-105mm/F4L IS USM, zoom
(十三夜の月のかわりにコスモスの花を)
2010年10月12日火曜日
ミドルワールド Midle-world
「ララちゃん、ミドルワールドって知ってる?」
「何のこと?」
「それはね、「現世と死の国の間にあって、現世に心残りのある人の魂がさまよう場所」なんだってさ。
NHKラジオの英語劇「リトルチャロ・2」では子犬のチャロが飼い主を探してミドルワールドを訪ねるんだ」
「そうなんだ。仏教の中有(死後49日までの現世と来世の間を魂がさまよう期間)に似ているみたい」
「仏教では49日という時間、ミドルワールドは場所(空間)だね。
いずれにしても、死後しばらくは魂が時空をさまようのだ」
・秋の日や 滲み入るごとき 柔らかさ (素粒子)
In autumn day, the sun is shining soak into the Jizo softly.
EOS40D, EF24-105mm/F4L IS USM
(写真を差し替えました)
2010年10月5日火曜日
金木犀 Kinmokusui-blossums
2010年10月1日金曜日
彼岸花 A spider lily
2010年9月27日月曜日
川遊び Playing in the river
「お父さん、あんなに満々と流れていた川の水がなくなり、川底が見えるよ」
「秋になって稲が稔り、水田に水を流さなくてもよくなったからね。
ご覧、子供たちが川底の小魚を追いかけて遊んでいる」
「小学生から学習塾に行く子が多いけど、こんなに無心にどろんこになって川遊びする野生の子らもいるんだ」
「ララちゃん、日本の未来もまだまだ捨てたものでもないかもね。どろんこになって遊ぶ子は頼もしい」
・川底の 小魚追うや 秋日和 (素粒子)
In Autumn day, boys and girls are playing in the river to catch small fishes.
EOS40D, EF24-105mm/F4L IS USM zoom
2010年9月22日水曜日
雨月(ブログ100回記念日) Full moon behind the cloud
「ララちゃん、今日は中秋の名月のはずだったけれど残念でした。雨降りだもの。中秋の名月なのに雨で見えないのを雨月と言うんだって」
「うーん、見たかったのに--- 。
月といえば藤原道長の “この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば” という短歌があるよね」
「おや、ララちゃんも知っているんだ。偉いね。
これは、権力闘争の果てに摂関政治の頂点に立った感慨を歌ったものだろうね。ちょっとえげつない感じがする」
・望月の やがて欠けるを 彼知るや (素粒子)
Did Mr. Michinaga Fujiwara (Great authority in Heian period) know the full moon would be wanted?
(写真は前日の小望月。空にはまだ青みが残っている。秋雨前線があるため天気は下り坂で、すでに空気中に湿気を含んでいるので月面は赤みを帯び、輪郭がかすんでいる)
EOS40D, EF70-200mm/F4L USM zoom
2010年9月18日土曜日
地域の秋祭り Domestic autumn festival
2010年9月11日土曜日
白樺の回廊 Corridor of white birch at Biei, Hokkaido
「富良野・美瑛を愛した写真家がいたんだって、お父さん?」
「前田真三という写真家がいたんだ。廃校になった美瑛の小学校を買い取って自分の写真展示館「拓真館」にして無料で開放している。一緒に行った友達が心酔しているので、お父さんも連れて行ってもらったんだ」
「どうでした?」
「いや、実に素晴らしい写真ばかりだった。あんなふうに撮れたらいいと勉強になったね。
その建物の裏には白樺の回廊があって、写真の感動を語りながら歩くのにいい雰囲気だったよ」
・新涼や 美瑛愛せし 写真家あり (素粒子)
We remember a famous photographer Mr. Shinzo Maeda who loved the scenery of Biei in early Autumn days.
EOS40D, EF24-105mm/F4L IS USM zoom
(写真は拓真館裏の白樺の回廊。モーツアルトの音楽でも聞こえて来そうな --- )
2010年9月8日水曜日
富良野・美瑛 Furano/Biei in Hokkaido
「お父さん、北海道に撮影旅行に行ってたんだね」
「うん、札幌で40数年ぶりに学生時代の寮生の集まりに出て、ついでに富良野・美瑛まで撮影旅行に足を伸ばしたんだよ」
「いい景色はありましたか?」
「そう、十勝連山や芦別岳、日本離れしたなだらかな丘陵地帯が美しかったな。この地を愛した写真家前田真三の展示ギャラリー「拓真館」を見学して感動したね」
・秋天や 北の大地の 無人駅 (素粒子)
There is an unmanned station in Northland, under large and clear fall sky.
EOS40D, EF24-105mm/F4L IS USM, zoom
(写真上は芦別岳。下は富良野と美瑛の間の美馬牛(びばうし)という無人駅にて。ローカル線で一両のディーゼルカーが運行している)
2010年9月1日水曜日
虫の音 Sound of cricket
2010年8月24日火曜日
処暑 Hot summer has passed
2010年8月16日月曜日
旧盆 Bon-Traditional ceremony of Buddist in August
2010年8月12日木曜日
キバナコスモス Yellow cosmos-blossom
2010年8月9日月曜日
立秋 The beginning of Autumn
2010年8月4日水曜日
帰郷 Homecomming
「ララをペット屋さんに預けてどこに行ってたの?」
「お父さんの田舎の盛岡に墓参りに。お盆にはちょっと早かったけれど、親戚縁者にも亡くなる人が多かったからね。ララは一人で淋しかったかな」
「墓参りだけなの?」
「毎年帰郷する度に小学校の同級生が集まってくれて、楽しい酒盛りもあるんだよ。
それにしても、田舎の緑の景色に染まると不思議に穏やかな気持ちになるね」
・ふる里の 山河に溶け入る 帰郷かな (素粒子)
I went hometown after long absence, then my heart filled with delight sawing the mountain and river.
EOS40D, EFS17-80mm/standard zoom
(写真は、車窓から撮った郷里の青々とした水田とその背後の森。見ていると、その中に身も心も溶け入ってしまう)
2010年7月27日火曜日
赤い月 Red moon
「お父さん、日中はとっても暑かったけど、夜になったら少し楽になったみたい」
「ご覧、真っ暗な空に満月が昇ってきた! 赤い月だ。空気中の湿度が高いからかな」
「虫の音は聞こえないけれど、夏草やサルスベリ、ノウゼンカズラなどのむせ返るような匂いが夜の闇に満ちみちているね」
「おお、ララにも詩の心があるんだね」
「詩の心じゃなくて、単に嗅覚が鋭いだけなの」
・炎暑熄み 満月赤く 夜の匂い (素粒子)
The drought heat has stopped at night, then the moon turn tored and it smells night fragrance.
EOS40D, EF70-200mm/F4 USM, zoom
2010年7月23日金曜日
うちわ祭り Uchiwa festival in Kumagaya
2010年7月18日日曜日
夏つばめ Summer swallow
2010年7月9日金曜日
半夏生(はんげしょう) Hangesho - a half white leaf
2010年7月5日月曜日
梅の実 The fruit of Ume
2010年6月27日日曜日
村田先生 Professor Murata
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg3sRNIvpaW_I0x2jJl-Vid_rmXL9XaRU0EBbW1RLv3DUfgIDV-Un1mOBU-4oAeDcxCXs4dlgAo5dKDx33tpp807zwpL1L9S2OpUU9lI0pzb37TE_-HhLGGZEDjJ2MlLdS0cUgO76chURg/s400/IMG.jpg)
「お父さん、しばらく出張でしたね」
「講演で、東京・関西方面に出かけていたんだよ。大阪では時間を作って学生時代の恩師にもお会いできて嬉しかったね」
「どういう先生でした?」
「ご専門は光学情報処理(ララちゃんには難しいかな?)。ドイツ帰りの厳格な先生で、学生の頃のお父さんは目立たない生徒だったのに、定年を過ぎた今に至るまで親しく接して下さる。85歳になられて、厳しかった先生も好々爺だね」
・緑陰に しばし語らふ 師弟かな (素粒子)
Both of the grown older teacher and his student have a pleasant talk in the shade of a tree.
先生のお写真は、銀塩写真からデジタル化したもの
2010年6月18日金曜日
はやぶさ HAYABUSA - A Japanese space ship which took back some materials from other planet
「お父さん、「はやぶさ」ってすごいんだね!はるか宇宙のイトカワまで60億キロメートルも旅して地表の成分を持ちかえったとか」
「うん、お父さんの研究所のお隣りのJAXAは頑張ってるな。偉いよ」
「で、この白い花房は何なの?」
「オーストラリアのウーメラ砂漠に落下してくる「はやぶさ」が流星みたいだったと言うから、こんな感じだったのかと思って」
・成せばなる 大和魂 ここにあり (素粒子)
HAYABUSA shows a Japanese spirit that "Where there is a will, there is a way".
「ララちゃん、「はやぶさ」ってそのほかにもすごいんだよ!2011年3月から東京―新青森間で運用開始する新幹線も「はやぶさ」(最高時速300km/h)、かつての日本陸軍の名戦闘機も「隼」だったのさ」
EOS40D, Sigma 105mm/F2.8 macro
2010年6月10日木曜日
あじさい A hydrangea
2010年6月3日木曜日
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