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2012年11月4日日曜日

寂寥の月 Desolate moon in November

 
 
 



霜月の夜空に月が昇る。

唐の時代、月を眺めて詩人杜甫は「月夜」で遠く離れた妻子への思いを述懐し、李白もまたはるかな故郷をしのんで「静夜思」を詠んだ。彼らと時空を隔てつつも、私もまた来し方行く末を思い感傷にひたる。

・月見るや 杜甫も李白も 涙して (素粒子)

I’m sentimentalized over the rising November moon, like as ancient Chinese poet TOHO and RIHAKU.

EOS5DIII, EF70-200mm/4L USM

2 件のコメント:

  1. 水面に射し込む光はとても風情があり、杜甫の世界が感じられます。撮影時刻は何時頃ですか?

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  2. でこぼこじいちゃん、関心を持っていただき、有難うございます。
    堀に月影が映っている写真の撮影時間は午後5時47分でした。

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