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2010年8月24日火曜日

処暑 Hot summer has passed


「お父さん、隣町の館林では昨日の最高気温が38.5℃あったんだって」
「ここもそれぐらいあるよね。処暑も過ぎたと言うのに、一向に暑さが納まらない。ララちゃんも夏バテで体重が10%も減ったね。ダイエット成功かな?」
「やっぱり地球は暑くなっているのかな」
「でも季節はめぐり、酔芙蓉も咲いているし法師蝉も鳴いている。秋は忍び寄ってきているんだ」

・処暑すぎて 無聊まぎらす 法師蝉 (素粒子)
Peak of hot summer has passed, voice of Houshi-cicada release us from ennui.

EOS40D, Sigma105mm/F2.8 macro

2010年8月16日月曜日

旧盆 Bon-Traditional ceremony of Buddist in August


「ララちゃん、人の世にはお盆という行事があるんだよ。今は月遅れのお盆なの。8月13日に死んだ人の御霊をあの世からお迎えして一緒に過ごし、16日に送る。仏教の行事だけど、他の宗教ではどうなんだろうね?」
「へえ、死んでもあの世から帰って来られるんだ!」
「もしララが死んでも大丈夫。ちゃんとお迎えしてあげるよ」

・盆灯の 揺らぐ灯影や 先祖おり (素粒子)
The light of Bon-lantan fluctuate as if ancestry people were here.

EOS40D, EFS17-85mm/standard zoom

2010年8月12日木曜日

キバナコスモス Yellow cosmos-blossom


「ララちゃん、暦の上では立秋が過ぎたのに暑いね」
「暑いと言ったら暑くなるんだから、罰金!」
「不思議なもので、いつまでも夏の暑さが続くと思っていてもいつの間にか季節が巡るんだね。
ほら、あそこにもうキバナコスモスが咲いているよ。やはりそこまで秋が来ているんだ」

・日盛りに 秋の気配や 黄コスモス (素粒子)
The yellow cosmos-blossom, it shows a Autumn sign in high sunshine.

EOS40D, Sigma 105mm/F2.8 macro

2010年8月9日月曜日

立秋 The beginning of Autumn


「ララちゃん、昨日8月8日は暦の上では立秋と言って もう秋なんだって」
「信じられない!まだ真夏日が続いているのに。毎日熱中症になりそう」
「でも空の雲を見たら、なんとなく秋の気配がするね。九州の南には台風も来ているというし---」

・雲見れば 炎暑の中に 秋の影 (素粒子)
Viewing with clouds, it apears a sign of Autumn in scorching sun.

EOS40D, Sigma 105mm/F2.8

2010年8月4日水曜日

帰郷 Homecomming


「ララをペット屋さんに預けてどこに行ってたの?」
「お父さんの田舎の盛岡に墓参りに。お盆にはちょっと早かったけれど、親戚縁者にも亡くなる人が多かったからね。ララは一人で淋しかったかな」
「墓参りだけなの?」
「毎年帰郷する度に小学校の同級生が集まってくれて、楽しい酒盛りもあるんだよ。
それにしても、田舎の緑の景色に染まると不思議に穏やかな気持ちになるね」

・ふる里の 山河に溶け入る 帰郷かな (素粒子)
I went hometown after long absence, then my heart filled with delight sawing the mountain and river.

EOS40D, EFS17-80mm/standard zoom
(写真は、車窓から撮った郷里の青々とした水田とその背後の森。見ていると、その中に身も心も溶け入ってしまう)